正しいベビーシューズの選び方
あ、これ、可愛いっ!」っていうだけで、ベビーシューズを選んでいませんか?
いや、選びたくなる気持ちは十分すぎるほど判りますけど、ね。
ベビーシューズは、デザインよりも、こだわらなきゃならないポイントがあります。
つま先に適度なゆとりがありますか?
つま先にゆとりがないと、つま先が圧迫されます。
つま先が圧迫されていると、足の親指で地面を蹴る運動の妨げることになっちゃいます。
5〜10mmのゆとりがあると理想的。
それくらいあると、足の指5本を自由に動かせます。
形も、つま先の幅が広いものがよいです。
でも、ゆとりがありすぎるのも大問題!
足が靴の中で踊ってしまうと、つまづきの原因にもなるし、
地面をしっかり蹴ったり踏みしめたりすることができなくて、運動の妨げになっちゃいます。
当然、足の発育にもよくない!
必要なのは、あくまでも適度なゆとりです。
これはベビーシューズ以外の靴にも言えることですね。
つま先に適度なそり返しがありますか?
赤ちゃんの歩き方をじーっくり観察したこと、ありますか?
実は、赤ちゃんの歩き方は大人の歩き方と違うんですよ。
赤ちゃんと大人とでは骨格も筋肉も違うんだから、当然っちゃ当然なんですけどね。
大人は、かかとから着地して、つま先で地面を蹴って、歩いたり走ったりします。
これに対して、赤ちゃんは、足の裏全体で着地して、
膝を曲げたままで左右のバランスをとりながら、すり足で歩きます。
大人のような体重移動がまだできないんです。
土踏まずもまだ形成されていないし。
だから、赤ちゃんはつまずきやすいんですね。
つまずきにくくするために、つま先には、適度なゆとりだけじゃなくて、適度なそり返しも必要なのです。
かかとをしっかり固定できますか?
赤ちゃんの歩き方って、大人が想像する以上に、かかとや足の指に負担がかかります。
だから、かかとをしっかりホールドすることがとても大事。
かかとをしっかりホールドできると、つま先のゆとりもキープできます。
赤ちゃんはじっとしていてくれないから、
マジックテープ(ベルクロ)で止めるベビーシューズの方が履かせやすいのですが、
かかとをしっかりホールドできるのはヒモで止めるベビーシューズの方なんです。
ヒモが結びやすく、ほどけにくい工夫のある締め具がついているベビーシューズを選ぶとよいです。
マジックテープで止めるベビーシューズの場合は、
かかとまわりをしっかりホールドできるタイプを選びましょう。
足首をすっぽり包んでいますか?
赤ちゃんのかかとの関節はとても不安定で、変形しやすいです。
関節が安定する3才くらいまでは、ハイカットタイプの靴で、柔らかい足をきっちり保護してあげましょう。
夏の暑い日には、赤ちゃんがハイカットタイプの靴をイヤがるかもしれないから、
通気性のよい素材を選ぶとよいです。
それと、赤ちゃんの足には大人と同じ数の汗腺があります。
その点でも、通気性のよい素材が望ましいです。
靴底に適度なやわらかさがありますか?
赤ちゃんが歩きやすいように、靴底は、足の蹴り返しで曲がる本来の位置、
大体つま先から3分の1くらいの位置で柔らかく曲がるベビーシューズがおすすめ。
靴底が不自然な位置で二つに折れ曲がってしまうようなベビーシューズはよくないです。
また、靴底は、衝撃を吸収できるものがよく、衝撃吸収力のよいウレタン製などがおすすめ。
靴底に滑り止めがついているベビーシューズはさらにおすすめです。
あとは、実際に赤ちゃんの両足にベビーシューズを履かせて、少し歩かせてみましょう。
赤ちゃんに歩いたときの感触などを聞くことができればいいのですが・・・。
その分、パパとママがじーっくり観察しましょうね。
不安や疑問があったら、お店の店員さんに相談にのってもらいましょう!
シューフィッターさんがいるお店なら、なお安心ですね。
ベビーシューズの買い替え時
赤ちゃんは歩くときに靴底をすって歩きがちなので、靴底はよく擦り切れます。
靴底がすり減ってきたら、大きさ的には問題なくっても、ベビーシューズの買い替え時です。
もちろん、赤ちゃんの足はすぐに大きくなります。
それに、赤ちゃんの足は厚い脂肪で包まれているため、
自分の足より小さい靴を履いていても痛がることはほとんどありません。
小さなサイズの靴を履き続けていると、外反母趾やハンマートゥなどのトラブルを招いちゃいます。
だから、パパとママが十分に注意してあげなきゃ!
3ヶ月に一度は赤ちゃんの足のサイズをチェックしましょう。
それから、足の爪を切る際にでも、爪や指先に異常がないか、確認するとよいです。
赤ちゃんの成長を刻んだベビーシューズ
そうそう!
初めて赤ちゃんがお外で履いた靴を記念にとっておくと、良い思い出になりますよ!
赤ちゃんがうまれて初めて履く靴はファーストシューズあるいはメモリアルシューズと呼ばれていて、
出産祝いや誕生祝としてファーストシューズをプレゼントされることもあるでしょう。
このファーストシューズ(として販売されているベビーシューズ)は、
サテンやフエルト、柔らかい革などでできています。
もともと室内履き用なので、デザイン重視です。
「可愛さ最上級っ!」って感じで、履かせるのがもったいないくらい。
それはそれで記念にとっておいて。
実際に赤ちゃんが初めてお外に出たときに履いたベビーシューズは、
靴底がすりへっていたり、落ちない汚れがあったり、ちょっとほころびがあったり。
大切な赤ちゃんの成長を支えたベビーシューズですもの。
きっと思い出深いものになるでしょう。
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